山形県沖で発生した地震で被害が大きかった鶴岡市には人や物などの支援が全国から寄せられている。

「ふるさと納税」もその一つで、これまでに約500万円が集まりあたたかな応援のメッセージも添えられている。

「ふるさと納税」はふるさとや応援したい自治体に寄付することで所得税や住民税の控除を受けられる制度。鶴岡市では通常、1万円以上を寄付した人にコメやメロンなど、300種類の特産品を返礼品として贈っているが、地震発生翌日の19日、災害支援に使い道を限定した「ふるさと納税」の受け付けを始めた。

災害支援の「ふるさと納税」は返礼品を設定していないが、26日午後までに全国から638件、534万円の寄付が集まったという。

「被災地の復旧・復興に使わせてもらい引き続き支援していただければ」

ふるさと納税を申し込む際に添えられる応援メッセージも復旧への励みとなっていて、近年大きな災害を経験した人からのものもあった。

「熊本地震で被災した人や去年7月の広島県での豪雨災害にあった人もいて、鶴岡市民への励ましや応援のメッセージをもらっている。全国各地からあたたかな支援を頂き心から感謝申し上げたい」鶴岡市総務課・石川聡係長

鶴岡市は具体的な使い道は今後決めるとしているが、市道の補修や市民が使う公共施設など住民に近い所で活用していく方針。(2019.6.26(水) 20:05配信 さくらんぼテレ

暖かい気持ちになりました。昨日のブログでは被災者を狙った悪徳業者が高額の建物修繕費を請求してくるという内容でした。今日は被災者に寄り添い少しでもお役に立てればというやさしい想いからふるさと納税という方法で支援されているお話です。こういう暖かい輪が各地に広がればいいのにと心のそこから思います。