本県沖を震源とする地震で大きな被害を受けた鶴岡市温海地域で、県外業者から被災家屋の修理や工事を持ち掛けられ、高額な費用の請求を受けたなどとする相談が相次いでいる。

市は地震に便乗した詐欺の可能性もあるとして注意を呼び掛けている。一方、25日、罹災(りさい)証明書発行に向けた家屋の被害調査が始まり、ボランティアが災害ごみの片付けに連日汗を流すなど、復旧に向けた活発な動きが見られた。

温海地域では、家屋の修理や工事を請け負うなどと住民に持ち掛け、高額な請求や強引な勧誘をする不審な業者がいるとの情報が増えている。市と鶴岡署は「不審な業者がいたら相談してほしい」としている。

市や同署によると21~25日、同地域の住民から計13件の相談が寄せられた。県外ナンバーの車で来た男が被災者宅を訪問。「屋根瓦の修理を請け負う」などと話して住民を説得し、ブルーシート張りに数万円、屋根全体の修理費として50万円を請求されたこともあった。「保険金が満額下りない場合がある。仲介料を出してくれれば、満額出るように動く」などと話しているケースもあるという。

同市鼠ケ関の会社員男性(58)は地震発生翌日、30代くらいの男に「崩れた自宅の屋根瓦にブルーシートを張らないか」などと持ち掛けられて代金3万円を提示されたという。元々別の業者に依頼しており断ったが、「『梅雨の時季なので』と繰り返し、話に乗せようとしてきた。しつこい印象があった」と話す。

市は広報チラシを作成し、被害状況調査の担当者が各戸を回る際に配布。温海地域でも被害の大きい小岩川地区では防災行政無線で注意喚起している。(2019.6.26(水) 8:37配信 山形新聞)

被災者を狙った犯罪は絶対に許せません。被災して大変なおもいをしている状況を狙っている悪徳業者がいることも事実です。何事もそうですが、1人で決めずに誰かに相談することで犯罪被害にあうことを防御できることもあります。