地震は、いつ発生するかわからないもの。つまり、愛犬と自宅でくつろいでいるときに被災する可能性は大いにあるということです。もしも自宅にいるときに大きな揺れを感じたら、私たち飼い主はどのような行動をすべきなのでしょうか。災害から愛犬を守れるのは私たち飼い主だけです。ぜひ、参考にしてくださいね。
テーブルの下に潜る
家にいるときに地震が発生したら、背の高い家具は倒れてくる恐れがあるので危険です。ですから、揺れを感じたらすぐに愛犬を抱きかかえ、テーブルの下に潜ります。その際、愛犬が恐怖によって暴れたり、鳴き出したりするかもしれませんが、危険な場所に飛び出してしまうのを防ぐためにしっかりと抱きましょう。
テーブルの下に潜れない場合は横になる
ローテーブルなど、潜ることのできない高さのテーブルの場合は、写真のようにソファとテーブルとの間に横になるだけでも、落下物からの衝撃を和らげることができます。その際大事なのは、足を守るために膝を抱えること、頭はクッションなどで守ることです。愛犬は抱えるかローテーブルの下に潜らせるのが理想ですが、それが難しい場合は、揺れがおさまったら愛犬のケアを行うためにも、まずは飼い主さんが自分の身を守ることを優先しましょう。
こんなときは家の外へ!
揺れがおさまったとき、以下のような状況があったら危険です。愛犬と一緒に家の外へ避難しましょう。柱が曲がっている壁にヒビや亀裂が入っている柱と壁の間に隙間ができている柱や壁がきしむ音がする水が漏れている音がする壁が異様に熱くなっている火災が起きている普段はしないガスなどのニオイがする床が傾いている家が津波の被害を受ける恐れがあるetc.…
飼い主の冷静な判断が愛犬を守る!
家でくつろいでいるときに地震がきたら、すぐに判断し行動するのは難しいかもしれません。ですが、地震から愛犬を守れるのは飼い主さんだけです。揺れている間はもちろん、揺れがおさまってから家に留まるか避難するかを冷静に判断することが、飼い主さんと愛犬の命を守ります。これらの情報を頭の隅に入れておき、もしものときに役立ててくださいね。(2019.12.16(月) 21:05配信 いぬのきもちEWB MAGAZINE)
ペットも大切な家族です。災害が発生したときの行動を知っておくだけで防災対策です。人もペットも発災直後には命を守る行動をと取りましょう!!