三重県志摩市の海岸で28日、サーファーや海水浴客などが参加して、津波を想定した避難訓練が行われました。

地元の自治会やサーファーなどでつくる防災組織が、毎年夏のレジャーシーズンに行っているものです。

訓練は、南海トラフを震源とするマグニチュード9.0の地震が発生し、大津波警報が発表されたという想定で行われ、サーファーや地元住民など2400人以上が参加しました。

一般の観光客が参加する避難訓練は県内でも珍しく、海上保安庁のヘリや防災無線などで避難が促されると、サーファーらは浜へ上がり、高台へ避難しました。

この海岸は、1年中、県内外から多くのサーファーが訪れる人気のスポットですが、地震発生から16分で最大12メートルの津波が到達すると予想されています。(2019.7.29(月) 12:50配信 三重テレビ放送)

この訓練は毎年夏のレジャーシーズンに行っているということが大切です。地元の自治会やサーファーなどでつくる防災組織が主導して行っているようですが、是非参考にしていただきたいと思います。