こんにちは、スタッフのチャナです。なんだか地震が多いですね。1日未明も地震で起きました。地震が収まってからも外が騒がしいので窓を開けると、市の防災無線が何やら言っています。反響してよく聞き取れませんでしたが・・・。

さて、東京のビジネス街の代表である大手町で「オフィス街での帰宅困難に備えて」こんなイベントがあります。

東京・大手町の「大手町プレイス」は、周辺地域・施設のワーカー・利用者を対象とし、高層ビルが立ち並ぶオフィス街での防災力を身につける宿泊体験式防災訓練「つながるONE TEAM防災@大手町プレイス」を、2020年3月6日(金)〜7日(土)の2日間に渡って開催いたします。

高層ビルが立ち並ぶエリアは都市型災害の恐れが高く、地震や火災、地下街の浸水など災害発生時には危険な場所に変化する可能性も懸念されています。本イベントは、災害発生時、低層部を帰宅困難者の一時滞在施設として開放する大手町プレイスにおいて、オフィスビル、オフィス街の正しい避難方法、防災時の非常食、帰宅困難時の行動など、様々なワークショップやフィールドワークを通し、都市型災害発生を想定した1泊2日の宿泊体験式防災訓練を行います。ビルの管理事務所や警備スタッフとも相互につながる「ワンチーム防災」をテーマに、地域・施設全体の防災力を高めることを目標としています。「移動・帰宅」、「食事」、「就寝」に分け、都市型災害を想定した様々なワークショップやフィールドワークを実施いたします。

【移動・帰宅】
●想像力を巡らせて、徒歩帰宅ルートを考える →20km先の自宅に帰るのは困難と気づきます。
災害時、都心の交通機関は麻痺し、徒歩での帰宅を余儀なくされる事態が予想されます。また、大量の移動に加えて、災害による通行止めや通信インフラの断絶など、様々なトラブルが発生します。コクヨ株式会社のオフィス防災ラボが開発した「徒歩帰宅スゴロク」で、予測不能の状況の中で想像力を巡らせ、帰宅する方法を考えます。

●ビルの防災設備を巡る 大手町プレイス防災探検ツアー →大手町プレイスの防災を知ることができます。
普段は入る事のできない非常時の導線と備蓄品の倉庫、非常用電源などを見学するツアーです。災害時、実際に使用される防災設備を巡りながら、大手町プレイスの災害への備えを知り、参加者自身に防災を自分事として考えてもらうきっかけとします。

●「閉じ込められた!」エレベーター脱出体験 →非常時を体験することで対応法を身につけます。
「エレベーターに乗っている時、大地震発生!」その時、どうするか、参加者同士で考えます。エレベーターに閉じ込められてしまった状況を再現し、参加者に実際に体験して頂きます。非常電話を使用し外への連絡を取る等、普段はできない体験を通して非常時の対応を身につけます。

【食事】
●考えて、計画して、食べる 防災献立ワークショップ →様々な視点で非常食について考えます。
災害時、食は最も重要な要素です。ガスや水道などのライフラインが限られる状況で、どのように食事を取りますか。さらに被災が長期化した際に、どのように計画すれば限りある食事を取り続けられますか。「防災献立ワークショップ」を通して、災害時の食事を想像しながら、実際の防災食を食べてみます。

【就寝】
●段ボールを活用した就寝訓練 →帰宅困難者等一時受入施設で宿泊を体験できます。
災害時に関わらず睡眠はとても重要ですが、帰宅困難となり、固い大理石の通路で寝ることもあるかもしれません。そこには自分と同様の状況に陥った、多くの帰宅困難者でごった返しています。段ボールルームワークショップで、災害時の睡眠状況を想像しながらよく眠れるように考えて工夫し、プライベート空間を作ります。その後、就寝体験をして、その状況でも過ごしやすくするには、普段からどんな備えがあればよいか学びます。

お近くの方はいかがでしょうか。