南海トラフ地震などの災害時に備えて普段から準備しておくことが大切です。ところでペットを飼っている皆さん、災害が起きた場合ペットはどうしたらいいかご存じですか?
「今や家族同然の存在となっているペット。災害時に一緒に避難できるようにと自治体でも対策が進められています」
災害時のペット保護にあたるため県獣医師会では県や市・町との協定締結を進めていて21日、砥部町と協定が締結されました。砥部町の協定締結は県内の自治体で8番目で災害時に飼い主とはぐれたペットの保護や餌の提供など対応に連携してあたります。ところでペットを飼っている皆さんにとって最も気になる点を県の担当者に聞いてみました。
「ペットの飼い主の方には日頃からペットが避難できる場所を何ヵ所か見つけておいていただきたいんです」避難所によってはペットが受け入れられない場所もあるため、ペットとともに避難できる場所を自分が住んでいる市や町に、事前に確認しておくことが大切です。さらに、避難に備えケージに慣らしておくことや2週間分のペットフードの備蓄、首輪に迷子札を付けるといった日ごろの備えも必要です。
「避難生活を送っていくにあたってはですね、ペットの存在っていうのはすごく大きいものになります。心の支えにもなっていきますので、同行して避難できる体制を整えていって、避難された方もペットも無事に災害を乗り越えられるような形を支援していくのが大事かと思っております」また、災害時に動物愛護センターに設置される「動物救護センター」でペットの一時預かりを行うということです。
ペットも大切な家族、日ごろの災害への備えのなかでペットについても一度見直してみてはどうでしょうか。(2019.8.21(水) 19:00配信 テレビ愛媛)
ペットの大切な家族の一員です。ペットの避難には同行避難と同伴避難というものがあります。お住まいの地域の自治体に確認しておくことが大切です!!