こんにちは、スタッフのチャナです。
最近も東日本大震災の余震があったりして、「地震大国日本」の思いが強くなります。「絶対に大地震が起こるよ」と言う人は多いけれど、実際に地震対策をしている人は少ないような気がします。
防災委員会があるわがマンション、各家庭の地震対策の実態は分かりませんが、自治会全体で出来る対策は進めて来ました。大きく分けると、備蓄と防災訓練です。
備蓄といっても食料品ではなく、マンションの維持に使う工具や救護用品などです。
先日の防災委員会の議題の一つが、今年度の購入品についてでした。これまでは備蓄担当者からの提案で購入品を決めましたが、いろいろ揃ってきたところで、委員の意見を聞かれました。
まず出てきたのは電源の確保についてです。発電機や蓄電池があったほうがいいのではないか、という意見です。備蓄担当者の説明では、ガソリン発電機は安価だが、音も大きいしガソリン保管の問題があるから難しい。その他の蓄電池は出力の面から個人用に適している、ということでした。
この時「マンション内に電気を使う医療機器を使っている人はいるか?」という質問がありました。この答は分かりませんし、自治会で対応できるものではありません。病院と相談して何らかの対応策をしているのでしょうが・・・。できる限りの共助はするけれどどうしたらいいんだろう・・・とみな顔を見合わせてしまいました。
次に出た意見はガスコンロの備蓄です。これも、ガスボンベはどのくらい備蓄するの??など侃々諤々。そのうち年配の防災委員から「七輪と練炭」と声があがりました。若い委員には七輪と練炭の説明が必要でした。キャンプ経験者からは「着火は簡単だし火力も強い」と説明がありました。それぞれの知恵を出し合い会議が進行しました。年齢も経験も違うメンバーだからこそ、いろいろな意見が出て来ます。自分たちのことだから、他人任せにするのではなく自分たちで考えて決める。この姿勢が出来てきたようです。これが共助につながるのではないでしょうか。
エッ?わがマンションの今年の購入品ですか??
皆の意見をもとに予算と相談して、次回の防災委員会で備蓄担当者が提案することになりました。