ブラザーエンタープライズが販売する、地震の揺れを感じて自動点灯するiPhone対応 IoT LEDライト「MAmoria it」(RS7Z001W)を試してみた。
Guangdong Liwang New EnergyのKendalアルカリ単3形乾電池が2本同梱されている。待機状態での電池寿命は約3-4カ月、振動検知時の点灯時間約30分、LED連続点灯時間約20時間となっている。本体を支えるホルダー側に震度を検知するユニットが搭載されている。iPhoneアプリ「マモリアIT」を起動し、電源を入れたMAmoria itと接触させてペアリングを確立させる。MAmoria it本体の電池残量が少ないことをiPhone経由で知ることができるため、いざという時、電池切れで機能しないという心配はない。
毎日の天気情報をiPhoneが入手しMAmoria itと同期する。晴れの場合は赤色、曇りの場合は白色、雨の場合は青色、雪の場合は黄色に点滅するので、iPhoneを見なくてもマモリアを見れば天気が分かる。MAmoria itにiPhoneをタッチするか、ボタン長押しすると、お天気カレンダーがiPhoneに表示され、今日・明日・明後日の3時間ごとの天気や1週間の天気情報が分かる。
ブラザーエンタープライズ独自技術の検振装置を内蔵しているため、震度4相当の揺れがあった場合も自動で点灯し、地震による急な停電時でも足元や周辺を明るく照らす。災害速報テストを行うことで、どのような音が鳴り、LEDライトがどう点灯するのか確認することができる。
ホルダーから外すことで、LEDハンディーライトとして使える。停電時だけでなく、夜の散歩やアウトドアなど普段使いでも活躍できる。廊下などに設置しておけば、深夜に地震があったとしても非常LEDライトとして十分活用できる。(2019.3.17(木) 9:08配信 ITMediaNEWS)
災害はいつ発生するのかわかりません。それが深夜だった場合、明かりはとても重要なアイテムになります。防災の観点では明かりは2種類必要です。それは「被災直後に必要な明かり」と「被災生活に必要な明かり」です。被災直後に必要な明かりとは初期活動に必要な明かりということです。初期活動とは第一に自分自身の安全確保、第二に同居家族等の安否確認及び救助活動のことを言います。その為、被災直後に必要な明かりとは停電と同時に手元にあるべき明かりであり明かりの質や光量よりも瞬時に点灯するという速さが重要になります。MAmoria itはその要件を満たしている防災グッズです。