スタッフのチャナです。先日の台風15号は関東に上陸した台風では過去最高の勢力!だそうで、大きな被害が出ています。千葉市に上陸しましたが、わがマンションから近いんです。

当初は「たかが台風」「たかが停電」という認識でしかなく、報道もされず被害状況もわかりませんでした。実際は1週間以上たった今も停電している地域もあり、正確な被害状況は把握出来ていません。

マスコミや公機関からの発表がない中、被災者自身からのSNSでの声で悲惨な状況が分かってきました。Twitterなどで支援を要望する声が次々と聞こえてきました。

災害があると各地から支援物資が送られますが、「どこへ何を送ったらいいか」ということは大きな課題になっています。今回新しい物資の支援方法を千葉市が行いました。

 

豪雨被災者支援のため、Amazonの「ほしい物リスト」を活用した千葉市の取り組みが注目を集めています。「千葉市」としてほしい物リストを公開し、誰でも必要な物資を送れるようにするという試み。現在(9月13日13時時点)はリストが非公開になっていますが、担当者によると「当初の予定を大きく超える申し出があり、現在は受付をストップしています」とのことでした。今回寄付を募集していたのは、災害時の必需品の1つ「ブルーシート」。9月12日に千葉市サイトおよび公式Twiterで「被災者支援のための物資が不足しています。そこで、Amazonほしい物リストを用いて必要な物資の寄付をお願いしています」と呼びかけると、2000回以上リツイートされ話題に。さらに13日朝には千葉市の熊谷俊人市長もTwitterで支援を呼びかけると、こちらも1万回以上リツイートされ大きな後押しになりました。リストは13日11時ごろまでは公開されていましたが、その後非公開になり、現在は「ブルーシートの募集は必要数を確保することができました」と、募集を締め切ったことを告知しています。千葉市防災対策課の担当者に問い合わせたところ、当初想定していた必要数100枚に対し、約900枚の寄付申し出があったとのこと。同様の取り組みとしては、7月の豪雨で被害にあった岡山県総社市や、また千葉市動物公園などで前例があり、これらを参考にしたといいます。

千葉市の熊谷市長が5月に総社市を訪問した際に、総社市の市長から豪雨災害の際に活用した話を聞き研究を指示していたそうです。想定外の災害が次々に起こる現在、各自治体で経験したことを共有したらもっといろいろ迅速に対応できるのではないでしょうか!