こんにちは、スタッフのチャナです。
日が経つにつれ台風19号の被害状況が分かって来ましたが、報道を見ると自然の猛威という言葉が思い起されます。次々と襲い掛かる自然災害。しかもその規模は今までにはないほどの大きなものです。地球が怒っているのかなあ~と思えてきます。
9月の台風15号では千葉県で大規模な停電がおこりました。今でも停電が解消されていないお宅があります。首都圏ではめったに停電なんて起きませんし、停電してもすぐに復旧しました。これほど長期間停電が続くなんて考えたこともありませんでした。何軒かの知り合いのお宅でも、1週間程度停電しました。やはり困ったのは、エアコンが使えないこととスマートフォンが使えないこと。小さい子供がいるので車の中で過ごしたり、スマートフォンが使えるところまで車で行ったりしたそうです。真っ暗なためか治安が悪化したようで、オバサンだけど女性一人で歩くのは怖くて家族と行動した、なんて話も聞きました。
マンション内の友人には、在宅で要介護5、痰の吸引をしているご主人がいます。9月9日朝、市役所から「停電していませんか」と電話があったそうです。幸いわがマンションは停電しませんでしたが、近くに停電地域があったようです。「近くの病院に連絡してあるので、万一停電した場合はそこへ行って充電してください」と言われたとのことです。改めて電気がないと医療機器が使えない=命に係わることなんだと知らされました。
わがマンションでは、今年の予算で非常用発電機を購入することになりました。面倒なメンテナンスがありますが、みんなで協力して維持していくことになりました。
身近で被害を感じたためか、それぞれが持っている知識や疑問を出し合い、いつもより活発な会議になりました。そして出た結論が「自分たちの命・財産は自分たちで守る」ということです。防災委員だけが頑張るのではなく、マンションの住人に働きかけて全員で守ろう、となりました。これが出来たら素晴らしいですね。イヤ、是非ともそうしなければいけないと思います。