災害時に役立つ知識を学ぶ防災授業が20日、八女市の小中一貫校で行われました。
子どもたちが手にしているのは、ホットタオル。避難所などでお風呂に入れない時などに役立ちます。
授業が行われた清流学園は、今月の大雨で目の前の橋が破損しています。過去には、地域が孤立したこともありました。 いつ起きるか分からない災害に備え、20日には被災地での活動経験が豊富な日本赤十字社のスタッフが講師を務めました。
子どもたちが折りたたんでいるのは、新聞紙。5分ほどでスリッパになりました。 避難所の“コロナ対策”にも役立ちます。 心臓マッサージも、初めて経験しました。
およそ3時間、実践を交えた防災授業に子どもたちは「心臓マッサージを初めてしたので楽しかった」「災害があった時に使うものなどは準備してなかったので、あめとかを準備したいと思います」などと話していました。
清流学園では実践型の防災授業は初めてで、いざという時「命を守る行動」につなげたいとしています。(2020.7.20(月) 20:00配信 九州朝日放送)
防育は災害大国日本にとってはとても大切な授業です。特に超高齢化社会に突入していく日本にとって災害発生時に救助支援をする人災育成は重要なミッションです。