北海道浜頓別町に今月オープンした道の駅「北オホーツクはまとんべつ」に、乳児用液体ミルクの自動販売機が設置され、話題になっている。自販機での販売は全国でも珍しく、道内では初めて。
乳児用液体ミルクは常温で長期保存でき、お湯で溶かす必要がないため育児の負担軽減や災害時の活用が期待されている。海外では広く流通してきたが、国内では昨年製造が解禁され、今年3月から販売が開始された。販売元の江崎グリコ(大阪市)は「自販機販売は全国でも初めてではないか」と話している。
自販機は、北海道開発局が道内の道の駅で進める子育て支援策の一環として町、北海道コカ・コーラボトリング(札幌市)と共同で設置。「子育て応援自販機」として、紙パックの液体ミルク(125ミリリットル)のほか、紙おむつやおしりふきも販売する。
自販機にはおむつ替えができるコーナーが併設されており、24時間利用できる。開発局は「災害時にも24時間利用できるので、防災拠点としても活用してほしい」と話している。(2019.5.11(土) 10:15配信 毎日新聞)
民間が知恵を絞りいろいろな防災対策を推進しています。まだ、北海道の1箇所のみですが、全国に広がればいいと思います。