災害は、いつやってくるかわからない。防災袋も必須だが、日頃から災害について意識をすることが大切

「防災学習かるた」は、かるた遊びを通して災害について学べるように作られたもの。災害に対しての備え、対応行動、心得、知識、メッセージ、啓発を読み札に取り入れ、それぞれの札も項目別にマークで分けているため、学びたい項目の札だけを抜き出して遊んだり、マークをそろえて取ったりなど、通常のかるた遊び以外の使い方もできる。(2018.12.27 TREND)

お正月に家族みんなでかるたに興じるのは日本の昔ながらのイベントです。そんな楽しい遊びの中で、防災知識を得られることはまさしく一石二鳥です。

平成最後となる2018年にはたくさんの災害が日本を襲いました。結果、今年の漢字は「」でした。

1~2月 全国で記録的寒波 

4月 島根県西部地震(震度5強) 

6月 大阪北部地震(震度6弱) 

7月 豪雨(平成最悪の水害) 

8月 猛暑(歴史的最高気温を更新) 

9月 台風21号(平成最強レベル) 

9月 北海道胆振地震(震度7)

今年の災害は、忘れたころにやってくるから、忘れる前にやってくることを実感させた年でした。防災の観点から見た時、被災する事で防災意識が上がるという実態があります。しかしそれでは遅いのです。準備をして何もなければこれが一番いいのです。自動車保険に加入して自動車事故が起こらなかったから損をしたという人はいないでしょう。防災対策も同じなのです。同じ事が避難にも言えます。気象庁や自治体が避難勧告や指示を出して避難したが実は大したことなければ、それは良かったことなのです。防災に関しては常に早めに行動・準備をする・・・それが一番大切なことです。2019年が皆様にとって良い年になりますことを心より願っております。