水で膨らむ 土を使わない土のう袋3枚入り1480円(税別)

普通土のう袋と言えば文字通り袋に土を詰めて使うモノだが、土を使わないこちらの新商品は見た目は薄い手提げ袋のようだ。一見空っぽのように見える袋を水につけて待つこと約3分…高吸水性樹脂がたっぷり水を含むことで、ずっしり重たい土のうが完成した。重さはなんと約15kgもある。東京都でも地域によって自由に持ち出せる土のう袋が用意されているが数に限りがあり、都会で土を調達するのが難しいことも課題だった。それでは水で膨らむ土のう袋の防水効果はどうなのか?実際に設置して実験してみると水の侵入をしっかり防いでくれた。通常の土のう袋だと隙間を埋めていく作業が意外と大変。これは(側面が平面になるので)きっちり隙間が詰まるような感じになると思いますので防水性能が保たれます。1回の使い切りだが使用後の処理は2週間でペッタンコになるので簡単。

水を入れるだけでスマホを800台充電

また電力の確保といえば発電機。今までは燃料はガソリンが主流だが、カセットボンベの発電機「EU9iGB (エネボ)11万円(税別)」もある。使い方はカセットコンロ用のガスボンベをセットし、ツマミを回し、スターターの取っ手を引っぱるだけだ。カセットボンベ2本でスマートフォンを同時に約50台充電できる。

さらに10月発売された発電機「アクエネオス27万8000円(税別)」は、水を注いでスイッチを入れれば発電することができるという。海水、泥水、醤油など、とにかく水分であれば何でも発電できるというスグレモノだ。26リットルの水分で100時間連続発電可能で、スマートフォンが最大で800台充電することできる。水分を入れ替えれば半永久的に使うことが出来るそうだ

また、水を使って発電できる乾電池「水電池NOPOPO 571円(税別)」は、付属のスポイトで水を入れれば電気が発生する。保存期間も一般的な乾電池は未開封で5年ほどだが、NOPOPOは20年保存可能という。

チューブ型の簡易浄水器で本当に水は綺麗になるのか?

2019年の台風被害では多くの方が断水で困っていたが、チューブ型の浄水器もある。「ソーヤー1ガロン グラビディシステム5800円(税別)」はフィルターを交換する必要がなく、トータルで38万リットルを浄水することが可能だ。人が1日に必要な水が25リットルといわれているので、これ一つで約15万人もの飲み水を浄水することができる。しかしどれほど水は綺麗になるのか?墨汁を入れて実験してみると、管を流れる墨汁は最初黒いままだ。ところが墨汁を先ほどの浄水器に通した後は、見た目もまったく濁っておらず普通に飲むことができた。この浄水器はバクテリアや微生物も取り除いてくれるそうなので泥水でも大丈夫だ。

進化する災害グッズ。皆さんも参考にしてみてはどうだろうか。(2019.11.6(水) 17:01配信 FNNPRIME)

防災グッズも日進月歩で進化しています。北海道胆振地震や台風15号・19号では大規模・長期停電が発生し現代の生活において電気がなければ日常生活がままならないことが露呈しました。電気の確保はこれからの防災対策には必須の条件です。