停電や断水のときも洗濯はおまかせ――。

コインランドリーチェーンのWASHハウス(宮崎市)は、大型トラックを改造した移動式ランドリー車を開発した。地震や水害などの大規模災害時に、避難所などで被災者に利用してもらう。

13トントラックに大型洗濯乾燥機6台と、発電機、乾燥用のガス、水タンクなどを搭載した。最大122キロの洗濯物を、同時に洗うことができる。同社が28日、宮崎市でお披露目した。同社は2005年の台風14号で宮崎市が大規模な浸水被害に遭った際、宮崎県内の店舗で洗濯乾燥機を100円で使えるように開放した。避難生活に役立ててもらいたいと、16年の株式上場を機に約3500万円をかけて開発した。移動式ランドリーは、無料で使えるようにする。

児玉康孝社長(53)はこの車を動かすために、大型運転免許も取得したという。何かあれば3人の社員といっしょに現場に赴くつもりだ。青空や花柄で彩られたランドリー車の内装について児玉社長は「安心感を持ってもらえるデザインにしました」と説明した。3/29(金) (10:00配信 朝日新聞DIGTALE)

災害が発生したとき、被災者の方たちがどのようなことに困るのか?それを解決するために知恵を絞り、行動をする。自治体には絶対に出来ないことです。民間企業が手を取り合い、得意分野を活かして一つのチームとして防災・減債に取り組む活動は拡大していく必要があります。