積水化学工業は22日、太陽光発電機能付き住宅シリーズの「スマートハイム」で、災害に強い機能を追加すると発表した。

大雨による水害や地震に伴う停電などの、自然災害に対しても、強みを発揮できる点を強調することで、販売拡大につなげる狙いだ。

今回の機能強化は、1階部分に設置していた蓄電池の制御器を2階のバルコニーに設置できるようにし、浸水時の被害を少なくしている。

さらに、床下スペースに「飲料水貯留システム」を設置して、断水時でも24リットルの飲料水を確保できるようにした。

トヨタ自動車のプラグインハイブリッド車(PHV)「プリウスPHV」とも連携できるようにした。

もともと、スマートハイムは省電力などを意識した商品だった。だが、災害時の停電でも太陽光発電や蓄電池でためていた電力で、通常に近い生活が過ごせたケースも多く、同社はこのメリットを新たな付加価値として機能強化を進めている。(2019.7.23(火) 7:30配信 SankeiBiz)

各住宅メーカーが防災住宅をリリースしています。お住まいの地域にどのような災害リスクがあるのかを確認した上でどのような機能や設備が必要なのかを考えてみましょう!!